α-グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア
1.食品添加物名
α-グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア (a-Glucosyltransferase treated stevia)
2.基原・製法・本質
「ステビア抽出物」に、α-グルコシルトランスフェラーゼ等を用いてグルコースを付加して得られたものである。主甘味成分はα-グルコシルステビオシドである。
3.主な用途
甘味料
4.安全性試験成績の概要
(1)単回投与試験
急性経口LD50はマウスで30,000mg/kg超である1),2)。
(2)反復投与試験
SDラットを用いた混餌(1.25、2.5、5.0%)投与による13週間の反復投与試験において、検体投与に起因する毒性学的影響は認められていない。無毒性量は
2.5g/kg/dayと考えられる3),4)。
(3)変異原性試験
細菌を用いた復帰変異試験5),6)、細菌を用いたDNA修復試験6)の結果は、いずれも陰性と判断される。
(引用文献)
1.急性毒性試験報告書, 1980. 9.
社内データ (未公表)
2.急性毒性試験報告書, 1984. 9. 社内データ (未公表)
3.a-Glucosyl steviol glycoside toxicity to rats by repeated
dietary administration for 13 weeks, January, 1988, 社内データ (未公表)
4.菊池 啓明: 月刊フードケミカル, 1988, 6
5.「変異原性試験報告書」,
1981. 1., 社内データ (未公表)
6.「変異原性試験報告書」, 1984. 10., 社内データ (未公表)